本記事に関して

vCD(VMware coud Director)の利用に向けて、NSX-Tを利用した検証を実施しているが、その際にNSX-T周りの用語で少し戸惑ったので、メモとしてこちらに残すことにした。

VMware HOL(Hands on Lab)での説明は下記

HOL

私には理解できなかったので、以下で説明する。

  • NSX-T Transport Zoneとは

    • トランスポートゾーンは、論理スイッチを作成するノード(ハイパーバイザーとNSX Edge)の通信可能な範囲を定義する。トランスポートゾーンの範囲に含まれるノードにはそのトランスポートゾーンに対応したN-VDS(次で説明)が作成され、それによりVMがNSX-Tの論理ネットワークに接続できる。

    • Overlay Transport Zone とVLAN Transport Zoneの2種類がある。これらの違いについては後で述べる

  • NSX-T Data Center Virtual Distributed Switch (N-VDS)とは

    • NSX-T専用の特別な分散仮想スイッチと考えれば良く、トランスポートゾーンに所属するノードに作成される。NSX-Tの論理スイッチ上の通信がホスト間で転送される際のカプセル化のエンドポイントや、論理ルータのアップリンクとなるポイントである。

    • イメージとしては下記のような図になる

イメージ

  • Overlay Transport Zone とVLAN Transport Zoneは何が違うのか?

    • イメージ図をご覧いただいた方が理解が早いかもしれません。

イメージ1


イメージ2

  • 両者の違い
    • それぞれ、仮想マシン間の水平方向の通信と、NSX-Tのネットワークと物理ネットワーク間の垂直方向の通信を処理する役割を担っている。オーバーレイトランスポートゾーンはNSX-vのトランスポートゾーンと近いが、ハイパーバイザーだけでなくNSX Edgeも追加する点が異なる。VLANトランスポートゾーンはNSX-vではなかった要素となり、NSX Edgeのみが追加される。

最後に

今回の記事では、NSX-TのTransport Zoneとは、Overlay・VLANトランスポートゾーンの違いは何なのか? について解説しました。何かコメントなどあれば下のチャット欄からお願いします。